計画の技術

「小手先ではなく、すべての計画領域に共通する根本的な計画力があるはずだ」

リーダーシップ

「良い計画」には共通する特徴がある

計画者は計画の良し悪しを判断する目を持っていなければなりません。 良し悪しを判断できれば、それは、自分が立てた計画を納得いくレベルまでブラッシュアップするためのモチベーションにつながります。 私が考える「良い計画」とは次のような特徴を持って…

「私が叱られればいいんですよ」 それは計画力ナシ組織の断末魔の叫びに聞こえる

その製品開発プロジェクトが大きな問題を抱えていることは明らかでした。 あてにしていたエンジニアを調達できなかったことでプロジェクトの開始が3ヵ月遅れたにも関わらず、納期は以前のままでした。カギを握る技術に目途が立たないことを理由に、腕っこき…

「計画の技術」を梃子に繰り返すことで計画力は鍛錬できる(2/2)

計画力はあらゆる計画分野で通用する能力で、計画の基盤となる力です。事業計画か、プロジェクトマネジメントか、それとも提案活動かなどの計画分野の違いに関係なく、通用する能力なわけです。PMBOK(Project Management Body of Knowledge:プロジェクトマ…

「計画の技術」を梃子に繰り返すことで計画力は鍛錬できる(1/2)

事業環境やプロジェクトが複雑化、大規模化した今だからこそ、私たちの計画力は実践の場で常に試されています。計画力のある人や、計画力のある人をたくさん抱え込んでいる組織が成功できる、私たちはそんな時代に生きています。 時代の流れを読むことに長け…

私のファシリテーションは型破りだが結論には価値がある “コンセプチュアルなファシリテーション”

前回は、全体計画フェーズの大切さを説明しました。 全体計画フェーズでは対象領域の知見や経験、洞察力が問われるわけですが、議論が抽象的なだけに、話をまとめ上げるのは簡単ではありません。 うまく話がまとまらないとき、私はファシリテーターとして駆…

問題を抱え込んでいる組織の人たちには周回軌道を外れる勇気と瞬発力が必要だ (1/2)

計画力を強化すればするほど、進捗会議を通じて問題を早期に顕在化できるようになります。ところが、問題を抱え込んでいる組織では、せっかく顕在化したこれらの問題をうまく解決できていません。 問題がエスカレーションされず、途中で消えてしまう。 誰も…

計画は躾(しつけ)の問題だ(2/2)

今回は前回に続き、プロジェクトマネジメントを例にとって、私がどのようにして計画を躾けているのか、その方法について紹介します。 そこには「Microsoft Project」と「基本行動」が深く関わっていました。Microsoft Projectを日常的に活用させることでプロ…

計画は躾(しつけ)の問題だ(1/2)

ガバナンスの効いている組織では、変革の多くはトップダウンで行われます。現場の納得感よりも組織の利益が優先されますし、現場もそれを理解しているからです。欧米企業や外資系企業が短期間で変革を成し遂げられるのはこのためです。 しかし、このやり方で…

現場のエンジニアたちは、往々にして味のしなくなったガムを噛み続けることがある

ビジネス感覚に欠けた現場には、味のしなくなったガムを噛み続けているエンジニアがいます。もちろん、本当に職場でガムを噛んでいるわけではありません(汗)。すでに要求を満たす成果を生み出しているにも関わらず、それを「ああでもない、こうでもない、…

[計画の技術] 問い掛ける(query) ~問い掛けは計画にリズムを与え、うまい問い掛けは計画に奥行きを与える~

私は計画のポイントを「ODISQ(オーディスク)」と表現します。 O 俯瞰する(overlook) D 決める(determine) I 想像する(imagine) S 構造化する(structure) Q 問い掛ける(query) O、D、I、Sについてはすでに説明しました。 今回は「問い掛ける(qu…

いまどきのビジネス現場で計画力を活かすには “突破力” が欠かせません ところで、突破力ってなに?

計画を立ててそれを実行に移す。 簡単そうに思えますが、ビジネスの現場では簡単ではありません。 なぜなら、ビジネスの現場では、現状を打破しなければゴールを達成できないことが多いからです。 私たちは、計画を立てる段階から、現状を打破することを前提…